竹取物語と中将姫伝説 (単行本(ソフトカバー))
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、謎に満ちた古代史を、『竹取物語』の中に探り、この物語が敗者によって作られた同時代史であったことを、解き明かそうとするひとつの試みである。
内容(「MARC」データベースより)
「竹取物語」のかぐや姫と、中将姫伝説の中将姫。ふたりの女人を結ぶ歴史の闇とは。正史には残らなかった敗者たちが、権政の頂点にたつ藤原氏を糾弾する声を伝承のなかからすくい上げる試み。〈ソフトカバー〉
カラー総覧百人一首―古典で遊ぶ日本 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
カラー写真・情報・逸話満載。歌人の肖像から各種データ、かるたの遊び方…田辺聖子がすすめる百首の楽しみ方。
内容(「MARC」データベースより)
今から七百数十年前に藤原定家が古来からの名歌を百首えらんで編んだ「百人一首」。その百人一首を「歌の心」の解説やカラー写真、歌人の肖像からかるたの遊び方まで、様々な楽しみ方を紹介。2002年刊のムックを単行本化。
源氏物語〈巻1〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
最高のラブストーリー
瀬戸内寂聴の名訳で贈る大ヒット話題作が手にとりやすい新装版で登場!
丁寧な仕事。情熱的な仕事。柔らかな感情と澄んだ技術による仕事。無論私はそれらに圧倒されもするのだが、あら、いちばん大切なのはおもしろいかどうかよ、という愉しそうな寂聴さんの声が、きこえるようだ。――江國香織氏
千年前から、人は恋に生きてきた。かなわぬ恋、一途な恋、はかない恋、危険な恋、今も変わらぬあらゆる恋の哀歓を、寂聴氏は深い愛の言葉で僕たちに伝えてくれる。すべての恋する人たちに読んでほしい名作。――辻仁成氏
内容(「MARC」データベースより)
最高のラブストーリー「源氏物語」。日本最古の恋愛小説の名作を、誰もが読める美しい日本語で現代語訳した瀬戸内寂聴訳「源氏物語」。96年刊のものを、手にとりやすい新装版で贈る。
曽根崎心中・冥途の飛脚 他五篇 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
大坂は曽根崎の森で実際にあった心中事件に材を取った『曽根崎心中』,幾多の名文句でも知られる梅川,忠兵衛の『冥途の飛脚』のほか,『卯月紅葉』『堀川波鼓』『心中重井筒』『丹波与作待夜小室節』『心中万年草』と近松世話浄瑠璃の傑作七編を収める.いずれも舞台の動きが充分に理解できるよう脚注等で工夫がこらされている.
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単行本
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内容(「BOOK」データベースより)
大坂は曽根崎の森で実際にあった心中事件に材を取った「曽根崎心中」、数々の名文句でも知られる梅川・忠兵衛の「冥途の飛脚」のほか、「卯月紅葉」「堀川波鼓」「心中重井筒」「丹波与作待夜の小室節」「心中万年草」と近松世話浄瑠璃中の傑作7篇を収めた。いずれも舞台の動きが充分に理解できるよう脚注等に工夫がこらされている。
絵本 徒然草 上 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
「桃尻語訳枕草子」で古典の現代語訳の全く新しい地平を切り拓いた著者が、中世古典の定番「徒然草」に挑む。名づけて「退屈ノート」。訳文に加えて傑作な註を付し、鬼才田中靖夫の絵を添えた新古典絵巻。
内容(「BOOK」データベースより)
名づけて「退屈ノート」。退屈で退屈でしょーがないから、心に浮かんでくるどーでもいいことをタラタラ書きつけてると、ワケ分かんない内にアブナクなって…退屈だからこそ見えてくる時代と人生の真実。古典の定番をこれ以上なく分かり易く鋭く現代に甦らせる、天才橋本治と鬼才田中靖夫による新古典絵巻の上巻。
読む。平家物語 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
教科書によく取り上げられる章段を中心として、物語全体との関わりや主題との結びつきが理解できるように工夫した。そのために、文法や語釈によらない平易なストーリーテリングと奥行きのある解説に努めた。物語への興味から、知的探求心に訴えかける参考文献を多数紹介した。本書掲出の8章段(抄出含)朗読CDを付載。名優嵐圭史を得て、朗読することの素晴らしさ、鑑賞の楽しみを共有する。
内容(「MARC」データベースより)
教科書によく取り上げられる8章段を中心に、物語全体との関わりや主題との結びつきが理解できるよう、文法や語釈によらない平易なストーリーテリングと奥行きのある解説を掲載。耳で聴き声に出して読む「平家物語」。
知られざる源氏物語 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
長すぎる故にあまり読まれず、読まれない故に「誨淫の書」「悪文」などの謬説が蔓延する。稀有の大作源氏物語は本当は何を書いた物語なのか。どのような時代を背景に、いかに作られいかなる手法が用いられているのか。現代の生活感情による評価を退け、もののあはれ論、いろごのみ論を検討しつつ、古代の理想としての「美しい皇子の物語」の真実に迫る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
西村 亨
1926年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。慶應義塾大学名誉教授。専攻は、平安朝の和歌及び物語(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
萬葉集釋注〈3〉巻第五・巻第六 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
奈良朝現代の歌人総出演の感がある今歌巻。
大伴旅人・山上憶良を中心とする筑紫歌壇の様相を伝える巻五には漢文作品との融合という新手法が出現、総作品数は一二五。巻六は聖武天皇即位以来の行幸歌・宴歌を中心とする一六二首から成る。
内容(「BOOK」データベースより)
古歌巻(巻一・二)、古今歌巻(巻三・四)に対して奈良朝の今歌巻である巻五と巻六とを収録。大伴旅人・山上憶良を中心とする筑紫歌壇の様相を伝える巻五には漢文作品との融合という新手法が出現し、異色作に富む。巻六は聖武天皇即位以来の行幸歌・宴歌を中心とする公的な宮廷歌集であり、奈良朝当代の歌人総出演の感がある。巻一~六は「小万葉」とも称される『万葉集』の原核。
新釈雨月物語;新釈春雨物語 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
世にも清潔に、かつ澄みきった怖ろしさ、凄さ!魔道に堕ちた上皇の苦悩をえがく傑作「白峯」、人間の羈絆を脱して鯉に化した僧の眼にうつる絶美の自然をえがく「夢応の鯉魚」…作者上田秋成による透徹した美の追求から創造された彫刻的な文体を、独行好学の作家の創意にみちた現代語訳で贈る。
源氏物語図典 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
現代文学を読むのとは違って、古典文学を読んだり、学んだりするにあたっては、ある程度の予備知識が必要となって来よう。高校の授業で学んだり、受験勉強で覚えた文語文法や古語の知識がそれである。しかしもう1つ必要なものに「有職故実」に関する知識がある。これは、朝廷や武家の生活上のしきたりや決まりをいうが、もっと広く、当時の人々の生活の様相全般にまで及んだほうがよいだろう。 本書は「源氏物語」に現われる有職関係の語句を網羅的に抽出した1000項目を、以下の13章に分類した。1平安京と宮殿 2建築物 3調度品 4乗物 5衣服 6色と文様 7音楽・舞楽 8遊戯・娯楽 9信仰 10行事 11通過儀礼 12貴族生活の諸相 13動植物、である。280枚のカラー写真と320点のモノクロ図版を駆使して それぞれの項目を詳しく解説した。絵中心の図録や、文献による説明に片寄った専門書はいくつかあるが、一般読者を対象に、平易に興味深く読めて、さらに源氏物語の用例を踏まえて説明してあるので源氏理解にも役立つ本、このような本は他にない。古典愛読者からの「こんな本がほしかった」という声を待望している。
内容(「BOOK」データベースより)
「源氏物語」に見る王朝貴族の生活。600点のカラー・モノクロ図版と1000項目におよぶ詳細な解説によって、貴族社会の全貌を解き明かす、待望の有職故実事典。