桃尻語訳 百人一首 (大型本)
内容(「BOOK」データベースより)
魅力いっぱい!勝川春章の名作「錦百人一首あづま織」の版画を、木版画家デービッド・ブルさんが再現した本邦初の美しい元歌カルタと、おもちゃ作家の塚原一郎さんが、桃尻語訳から新たなイメージをふくらませて制作した斬新な桃尻語訳カルタ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
橋本 治
1948年東京都生まれ。東京大学文学部国文科卒業。1977年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説、評論、エッセイ、古典の現代語訳など、旺盛な執筆活動はとどまるところを知らない。1996年『宗教なんかこわくない!』で「新潮学芸賞」を受賞。2002年9月には、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で、「第一回小林秀雄賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
使える!『徒然草』 (新書)
出版社 / 著者からの内容紹介
『徒然草』は上達論のテキストである!? 「一点突破主義」「恥を捨てる技術」「得意分野の見つけ方」など齋藤流の古典活用法を披露する。『徒然草』を教科書では、「無常観に基づいて人生観を綴った随筆」と教える。しかし、それだけでは読みが浅い。現代人のコミュニケーションやビジネスにも使えるヒントが満載されているのだ。
たとえば、「初心の人、二つの矢を持つ事なかれ」(初心者が二本の矢を持ってはいけない)という第九十二段では、「集中力を高める」秘訣を教える。また、「偽りても賢を学ばんを、賢といふべし」(たとえ本心でなくても賢人に学ぶ人が賢人である)という第八十五段では、真似ることで技が磨かれるという。『徒然草』は上達論として読める古典なのだ。その他にも、「自分の得意技を持て」「眼力をつける」「知ったかぶりをしない」「嫌な気分を整理する方法」など、先人の智恵から多くのインスピレーションが得られる。
「古典はムリヤリにでも自分にひきつけて“使う”というくらいの気持ちで迫るのがちょうどいい」と著者は語る。教科書では教えない「平成徒然草」の読み方を紹介する。
内容(「BOOK」データベースより)
『徒然草』を古典の授業だけのものにしておくのはもったいない。現代人のコミュニケーションやビジネスにも使えるヒントが満載されているのだ。「集中力を高める」「自分の得意技を持て」「眼力をつける」「知ったかぶりをしない」「余韻を残す心遣い」「嫌な気分を整理する方法」…。先人の知恵からインスピレーションをどうやって得るのか、斎藤流の手法で紹介。「古典はムリヤリにでも自分にひきつけて“使う”というくらいの気持ちで迫るのがちょうどいい」と語る。教科書には載っていない「平成徒然草」の読み方。
源氏物語〈10〉若菜(下)・柏木 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
栄華をきわめた源氏も40歳を迎え、中年・源氏の物語が始まる。愛する女性たちとの六条院での生活に、大きな事件が起こる。病いにふす朱雀院のたっての望みで、その娘、女三の宮を、源氏の正室に迎えることになった。すでに紫の上という愛妻がいながら、源氏はその申し出を断りきれずに受けてしまう。悲嘆する紫の上。このことが、後の源氏の運命を大きく狂わせていく発端となる。やがて、紫の上の死、女の三の宮の柏木との不義・密通。そして柏木の死と、晩年の源氏は、様々な出来事に翻弄されていく。光源氏の愛と青春の物語を第一部とすれば、若菜上巻からの巻々は、源氏中年の、陰影濃い姿を描いていく第二部のスタートといえる。第9巻には、若菜上、第10巻には、若菜下、柏木を収録。原文・注・現代語訳が同一見開きにおさまり、誰でも無理なく原文の美しいしらべを味わうことができるよう工夫されています。現在最高の注釈書と定評のある「新編日本古典文学全集」版の『源氏物語』全6冊を、携帯に便利なハンディ版全16冊に、再編集したものです。毎月2冊ずつ刊行で、10月に全16冊完結予定。各巻定価1680円(税込)です。学校やカルチャーのテキストとしても最適です。
内容(「BOOK」データベースより)
柏木、源氏の正妻・女三の宮と、不義・密通。原文の美しいしらべと深い味わいをつたえる待望のハンディ版誕生。
源氏物語〈11〉横笛・鈴虫・夕霧・御法・幻 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
長大な物語も、一つの節目を迎えようとしている。つねに源氏最愛の女性であった紫の上が、消えゆく露のごとく逝去し、ひとり残された源氏は、ますます出家への志を深めていく。そして一転、物語は、薫と匂宮という、若い世代へとひきつがれていく。何事もスーパーマンであった光源氏とはちがい、薫や匂宮は、現代人にも通ずる悩みや不安をかかえた、等身大の人物として描かれていく。第11巻には、横笛・鈴虫・夕霧・御法・幻の5巻を収録・第12巻には、匂兵部卿・紅梅・竹河・橋姫の4巻を収録。源氏の晩年を描く第二部の最終巻と、源氏亡きあとの世界を描く第三部のスタートを含む、興味深い巻々である。原文・注・現代語訳が同一見開きにおさまり、誰でも無理なく、原文の美しいしらべを味わうことができるよう工夫されている。現在最高の注釈書と定評のある「新編日本古典文学全集」版の『源氏物語』全6巻を、内容をそのままに、携帯にも便利なハンディ版全16冊に再編集したものです。毎月2冊ずつ刊行して、10月に全16冊完結予定。各巻定価1680円(税込)。学校やカルチャーなどで、テキスト利用に最適のシリーズです。
内容(「BOOK」データベースより)
紫の上、はかなき露のごとく消え、残る源氏の悲嘆…。原文の美しいしらべと深い味わいをつたえる待望のハンディ版誕生。
源氏物語図典 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
現代文学を読むのとは違って、古典文学を読んだり、学んだりするにあたっては、ある程度の予備知識が必要となって来よう。高校の授業で学んだり、受験勉強で覚えた文語文法や古語の知識がそれである。しかしもう1つ必要なものに「有職故実」に関する知識がある。これは、朝廷や武家の生活上のしきたりや決まりをいうが、もっと広く、当時の人々の生活の様相全般にまで及んだほうがよいだろう。 本書は「源氏物語」に現われる有職関係の語句を網羅的に抽出した1000項目を、以下の13章に分類した。1平安京と宮殿 2建築物 3調度品 4乗物 5衣服 6色と文様 7音楽・舞楽 8遊戯・娯楽 9信仰 10行事 11通過儀礼 12貴族生活の諸相 13動植物、である。280枚のカラー写真と320点のモノクロ図版を駆使して それぞれの項目を詳しく解説した。絵中心の図録や、文献による説明に片寄った専門書はいくつかあるが、一般読者を対象に、平易に興味深く読めて、さらに源氏物語の用例を踏まえて説明してあるので源氏理解にも役立つ本、このような本は他にない。古典愛読者からの「こんな本がほしかった」という声を待望している。
内容(「BOOK」データベースより)
「源氏物語」に見る王朝貴族の生活。600点のカラー・モノクロ図版と1000項目におよぶ詳細な解説によって、貴族社会の全貌を解き明かす、待望の有職故実事典。
英語でよむ万葉集 (新書)
日経BP企画
英語でよむ万葉集
英語を母語としながら、現代日本語文学の作家として活躍する著者が、独自の感性で万葉集の約50首を英訳し、エッセイを加えた。 例えば、「田児の浦ゆ うち出でて見れば 真白にそ…」の歌。「真白に」だけならばpure whiteでいいが、驚きと畏敬がこもった「真白にそ」を表現するため、white, pure whiteと訳した。「あをによし 奈良の京は 咲く花の にほふがことく 今盛りなり」という歌では、「今盛りなり」の訳語に花と同じ語源を持つflourishを選んだ。自然の美しさ、明るさを比喩に、自文化をおおらかに主張する原作の雰囲気を上手に伝えている。 英語で読むことで、万葉集が描き出す雄大で厳かなイメージが、より一層広がるように感じられる。
(日経ビジネス 2005/02/21 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
内容(「BOOK」データベースより)
「万葉集にたどりついたとき、古い日本語というよりも、とても新しい文学に出会ったという不思議な感じがした」英語を母語としながら、日本語作家として現代文学をリードする作家の感性が、英語という鏡に古代日本語の新しい姿を映し出す。全米図書賞を受賞した名訳から選りすぐった約五〇首の対訳に、作家独自のエッセイを付す。
書いて覚える百人一首練習帳―ボールペンで美しく (単行本)
内容(「MARC」データベースより)
百人一首の文字手本を見て書き込みながら、自然に歌を覚えることができる1冊。一首ごとの歌の意味や作者についてのミニ知識も充実。
宮内庁書陵部 書庫渉獵―書写と装訂 (単行本)
内容(「MARC」データベースより)
宮内庁書陵部図書課が蓄積してきた書誌情報をもとに開催された、平成14年度の書陵部恒例展示会における「書写と装訂ー写す 裁つ 綴じる-」の目録の1から6に至る項目に沿って紹介し、目録の説明を引用する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
櫛笥 節男
1945年東京に生まれる。宮内庁書陵部図書課勤務。和洋女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
新訂 新古今和歌集 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
全20巻。万葉調・古今調と並んで、三歌風の一典型を作った勅撰和歌集。俊成は余韻・余情の世界を統合して幽玄の世界をうちたて、定家は幽玄の世界を分析して有心を設定した。現実の暗さから逃れるために自然観照へと集中しその技巧は極限にまで達した。連歌や芭蕉に多くの影響を与え、芭蕉の「わび」もこれを起点としている。
現代語訳・徒然草 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
世間や日常生活を鮮やかに、明快に解く感覚を、名訳で読む文庫。合理的・論理的でありながら皮肉やユーモアに満ちあふれていて、極めて現代的な生活感覚と美的感覚を持つ精神的な糧となる代表的な名随筆。
内容(「BOOK」データベースより)
芥川龍之介も、大正期の代表的名随筆集『退屈読本』を書いた佐藤春夫の人気には、当時かなわなかった。その精神は本書の名訳にもよく表われている。一方、合理的で論理的でありながら、皮肉やユーモアに満ちあふれていて、誰もが楽しめるこの『徒然草』は、きわめて現代的な生活感覚と美的感覚を喚起させてくれ、精神的な糧とヒントを与えてくれるまさに名著。